北米の国境を車で越えてみた[カナダ入国編]アメリカ・バッファロー→カナダ・ナイヤガラ
今回は後編をお届けします。アメリカからの帰りの話です。
前編はこちらから。
今回通ったのは、ナイヤガラのレインボー・インターナショナル・ブリッジ(Rainbow International Bridge)です。
日曜日の夕方、日も暮れてきたころ、私たちはこのボーダーに辿り着きました。
ボーダーに到着
私たちが通った時は4つのレーンを使用していました。
2車線から4レーンに分かれます。ちょうど、1,2車線は1,2レーンへ。2車線目からはさらに3,4レーンへ行けるような状況でしたので、2車線目の車の掃けることはけること。
それに気づかず1レーンを進んでいってしまった私たちは相当時間がかかることを覚悟しました。
インコースのゲートに突入
隣のレーンへ行こうとしましたが、タイミングを逃し、結局1レーンに並ぶことに。
だが、しかし!
思いの他進むぞ!!!
いや、たまたま、カナダ人が多く並んでいただけで、母国への入国だから審査がすぐ終わっただけかもしれない。
それにしてもどんどん進みます。
数台前の車なんかは1、2分もかからずに通過できているようです。
これは、スタッフのおじさんかおばさんがおおざっぱな人なのでは!?
簡単に通過できるのはうれしい限りです。
期待が高まります。
結果は果たして????
カナダの入国審査
いよいよ私たちの番がやってきました。
アメリカからカナダへの入国は車に乗ったまま通過できます。
アメリカ入国時のように車から降りる必要はありません。
これはうれしい!
アメリカ入国時の経験はこちらの記事から。
アメリカ入国時と同じように、料金所のようなところで停車します。
左側の窓を全開にします。そして、同乗者分のパスポートをスタッフに渡します。
スタッフはおじさんでもおばさんでもなく、ナイスガイでした。(多分若いおにいちゃん)
「どこに行ってきたの?」
「どのくらい行ってきたの?」
(全員のパスポートをスキャンして)
「そっかー、よし、いいよー」
えー????
本当にあっさり通れました。
驚き桃の木山椒の木www
注意点
ボーダーを通過する際、同乗者全員のパスポートはまとめて、スタッフにお渡しします。
また、もし滞在のステータスを聞かれた時のために手元にビザや関係書類を準備しておきましょう。
いわゆる観光ビザで入国の際は、帰りのチケットを持っているなら不法滞在を疑われ、色々聞かれることが少なくなると思います。
お持ちの場合はチケットもすぐに見せられるようにしておきましょう。
今回は、アメリカでアウトレットモールに行ったため、様々なものを購入してきました。
これらのものは課税の対象となる場合があるそうです。
スタッフによっては車の周りを一周してチェックしたり、トランクを開けるように求めてくることもあるそうです。
この課税が予想以上に高額なんだそうです。
誤解を生まないためにも、すぐ使うために購入したものは、
購入後に袋から出し、タグを切ってすぐに使い始めることができます。
食品などの持ち込みにも注意しましょう。
陸路で入国の際はどこか隣の県へ行くような感覚に陥りますが、ルールに注意ですね。
まとめ
島国育ちの身からすると、陸路で国境を越えるというのはなんとも不思議なものです。今回は本当にあっさり入国できて良かったです。本当にホッとしました。
初めてカナダに来た時ほどのガチガチの緊張はしなくなりましたが、今でも国境を超える時は毎回緊張します。
できる準備はしっかりしておいて損はないですね。
今回通過したボーダーはこちら
(ボーダーの撮影はしていないので、記事冒頭の画像は空撮イメージです。Google earthより。)