海外と。建築と。

カナダ・トロントに住んでいました。建築をしてる人、デザインをしている人。 デザインのことや 旅のお得情報を記録していきます。

 

北米の国境を車で越えてみた[アメリカ入国編]カナダ・ナイヤガラ→アメリカ・バッファロー

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今回はカナダ側からアメリカへ車で入国してみました。

 

  

今回通ったボーダーはこちら。

カナダからナイヤガラを抜けて、アメリカへ行く際の最も北にあるボーダーだとおもいます。

 

 

時間帯によっては国境を超えるだけで数時間かかることもあるそうですが、 

今回はスケジュール的に深夜に通過しました。

 

夜12時を回ったころでしたので

待ち時間はゼロでした。

 

ここのボーダーはそもそも利用する方が少ないそうです。

 

いざ国境越え!

国境が近づき車内にもなんとなく緊張感が漂ってきました。

 

標識を見ながら進んでいくと

高速道路の料金所のようなところで止まります。

 

バスやトラックのレーンに行ってしまわないように注意が必要です。

 

 

このゲートが最初の関門です。

 

スタッフのいる左側の窓を全開にします。

 

前も後ろもです。

 

そして、同乗者全員分のパスポートをスタッフに渡します。

 

パシャ、パシャ!

前も後ろも写真を撮られました。

 

スタッフは私たちに聞きます。

「何しに来たのか。(旅の目的)」

「どのくらいいるのか。(滞在期間)」

「(アメリカの)どこまで行くのか(目的地)」

 

それから

「よし、じゃあ、真っ直ぐ進んで左側の駐車場に車を止めるように。そして、事務所の中に入りなさい。

このパスポートはその事務所で受け取ってね。それまで預かっておくから。」

 

そう、アメリカ入国は2段階なのです。

 

ということで、私たちも指示通りパーキングロットに車を駐車して、事務所の中へ向かいました。

 

事務所内での面接

本面接は事務所内で行われます。でも、空港の入管と違って、同乗者まとめてです。

改めて、先ほどゲートで聞かれたことを確認されます。

そして、さらに詳しく聞かれていきます。

 

カナダでのビザのステータスやアメリカでの滞在先のホテル等です。

 

さらに、審査は続きます。

 

一人づつ呼ばれてESTAを持っているかを聞かれ、指紋と顔写真を取られます。

 

 

2019.10現在、陸路で入る際のESTA申請は必須ではないようです。

ESTAが無い場合は必要事項を専用の用紙に記入します。この用紙は英語の他に日本語のものも用意されているようですよ。

 

今回は短期の滞在だったので、ここで観光ビザを発行してもらいました。

紙のビザです。パスポートにホッチキス止めされます。

 

このビザは3か月間有効です。

またこのビザは返却する必要があるため、アメリカを出る際に入管に渡すか、後日ピアソン空港等の入管へ行って返却する必要があります。

この点は注意ですね。

 

 

同乗者全員分の審査が終わると晴れて合法的にアメリカに入国できます。

 

車に戻って旅の続きです。

 

注意点

アメリカ入国の際にはこれは忘れてはいけません。

パスポート!!!

陸路で抜けると国境を超えていないような錯覚に陥りますが、カナダどアメリカは全く別の国なのでパスポートは不可欠です。

忘れないようにしましょう。

 

ESTAはできれば申請しておいた方が良いと思います。

手続きが圧倒的に楽なので、入管スタッフの機嫌に影響します。(←たぶん)

 

国を超えるということは、持ち込み不可のものにも気を付けましょう。

お肉とか間違って持ち込まないように注意です。この点も空路でのルールに準じていると思います。

 

まとめ

今回は乗用車に乗って、カナダ・ナイヤガラからアメリカ・バッファローへ陸路で入りました。

空路でアメリカに入る際の厳しさといったらないですが、

陸路はあっさりしすぎてて驚きました。

 

出入国で英語が不安ない人は英語のできる人が一人同乗しているだけで難関の入管をクリアできるので陸路の方が安心かもしれませんね。

 

とはいえ、ボーダーの場所によっては何時間も待たされたり、必要以上に審査が厳しかったりするそうなので、こればかりはケースによるのかもしれません。

 

ぜひこの経験が役立ったという方はコメントやスターを押してくださると頑張れるのでよろしくお願いします。 

 

では、今回はこの辺で。

 

通過したボーダーはこちら。

(ボーダーの撮影はしていないので、記事冒頭の画像は空撮イメージです。Google earthより。)