私の知らないノーマン・フォスターの世界
新たなコーナーを思いつきました!その名も”僕の知らない○○の世界”
え?パクりオマージュなのは内緒ですよ。
さて、第一回はイギリスを代表する建築家ノーマン・フォスターです。
ノーマン・フォスターの紹介
ノーマン・フォスター(Norman Foster)
イギリスを代表する建築家の一人。
今なお第一線で活躍する尊敬すべき建築家です。1935年生まれなので、現在なんと82歳!それでいてバリバリ現役です。すごい。
フォスターは英国・マンチェスター大学(学士)、米国・イェール大学(修士)で建築を学んでいます。
卒業後は建築家リチャード・ロジャースらとチーム4を結成した時期もありつつ、1967年にフォスター・アソスィエイツを設立。
現在はフォスター+パートナーズと改称し、世界中でプロジェクトが進行しています。
1985年の香港上海銀行・香港本店ビルでメガストラクチャを実現し、一躍有名になりました。
最近ではアップル社の新本社社屋がにわかに注目されていますね。
フォスターについて思うこと
現在、ロンドンでは2000年代初頭のミレニアムプロジェクトにより誕生したミレニアムブリッジ、シティ・ホール、ガーキンが輝きを放っています。
ヘンリー王子に酷評されていましたが、
僕は実際に訪れてみて、ミレニアムプロジェクトにより、確実にロンドンは東京にはない古今の融合がなされており、とても洗練された街だという印象を受けました。
(もちろん、どこに視点を置くかによります。裏路地やエリアによっては問題を抱えているのは知っていますが。。)
僕は、フォスターは正統派という印象があります。
それでいて革新的です。
時代の流れを読むことにたけていながら、建築本来のその土地の文脈であったり、歴史性をよく表現している建築を多く設計されています。
僕は、フォスターの建築をもっと知りたい!と思って図書館で探したことがあるのですが、作品集のボリュームがとんでもなく多くて、多すぎて借りれない(借りても持ち帰ってこれない…)と衝撃を受けたことがあります。笑
長きにわたり第一線で活躍するとはこういうことなのだなと、こんな出来事で実感しました。
こんなところでさえ、あれこれ言うのが申し訳ないくらいの巨匠です。
僕の気になるフォスターの建築
現在、彼が率いるフォスター+パートナーズは世界各所に事務所を構え、日々様々なプロジェクトが進行中です。その中でも僕が個人的に期待しているのはアップル本社!
...ではなく、ロンドンの新駅、Canary Wharf 駅です。
Canary Wharf 駅といえば2000年代初めにつくられたジュビリー線Canary Wharf駅があまりにも有名ですね。こちらは建築と土木が見事に融合していて、初めての利用者でも分かりやすい、迷子になりにくい空間デザインがなされています。日本ではほぼ見ない空間ですね(失笑)
そちらではない新Canary Wharf駅は現在新たにシティからの新線が建設されており、その新駅としてフォスターが設計を手掛けています。
開業は2018年を予定されていますが、併設する商業施設部分は2016年にすでに営業が始まっているとのことです。この建築については別の機会に取り上げたいと思うので今回はこの辺で...
まとめ
1990年代にチーム4の一人として名をはせたフォスターは80歳を超えた今なお、建築の第一線で活躍しており、スーパースターのような超大物建築家といっても過言ではありません。
彼を知らないのは恥ずかしい!ということで、知らない人は今すぐ本屋へ!図書館へ!またはこのブログで取り上げるのを楽しみにしていてください!
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